
最近日本で話題になっているスポーツベッティング。好きなスポーツにベットしてお小遣い稼ぎができるスポーツベッティング自宅で気軽に楽しめるギャンブルとしてここ数年で人気を集めていますよね。
では、最近の海外でのスポーツベッティングの現状はどうなのでしょうか?
この記事では、世界のスポーツベッティングに対する動きについて解説しています。
巨大カジノオペレーターがスポーツベッティング市場に進出
海外では、既存のスポーツベッティング会社と、ランドカジノオペレーターの提携、またはスポーツベッティング会社によるカジノオペレーターの買収の動きが加速しています。
例えば、スポーツ関連のエンターテインメントを提供しているMGMリゾーツ・インターナショナルは、イギリスのエンテイン社との合弁。スポーツベッティング会社「BetMGM」を設立しました。
そして、2020年3月にアプリをローンチし、パソコンからだけではなく、スマートフォンから賭けができるようになりました。現在はBetMGMでは、アメリカ4大プロスポーツのNFL(アメリカンフットボール)、NBA(バスケットボール)、NHL(アイスホッケー)、MLB(野球)や、その他テニス、ゴルフなどを扱っており、これらのスポーツへのベッティングを可能にしています。そして、アメリカの10州でアクセスが可能になったことで、アメリカでのスポーツベッティング人気に火をつけているのです。
この他にもMGMリゾーツがエンテイン社の買収を検討していると報道されたほか、BetMGMがデジタルスポーツメディア企業のThe Athletic社とスポーツベッティングパートナーを締結すると発表するなど、企業の提携が進められているのです。
この流れは今後も続くことが予想されています。 企業が合併することにより、より世界マーケットをターゲットにスポーツベッティングが発展してくことでしょう。スポーツベッティングにはブックメーカーがおすすめです。
アメリカでは、スーパーボウルが史上最高の取引高を記録
アメリカでもっとも盛り上がるスポーツイベントといえるのが、アメリカンフットボールの「スーパーボウル」。
2021年2月7日に行われたスーパーボウルは、パンデミックの影響で観客を制限しての開催となりました。
これにより、スタジアムに足を運ぶことができなかったことが理由でしょうか?アメリカン・ゲーミング協会の調査によると、なんと今年のスーパーボウルのベット数は、2020年より63%増加の760万件とされており、これは過去最高の取引記録となります。
昨今では新型コロナウイルスの影響で、自由に旅行をすることが難しくなってきています。そのため、多くの人がオンラインでスポーツを楽しむようになってきているのです。そして、オンラインのエンターテインメントとして、スポーツベッティングが注目されているのです。
アメリカでは合法化の動きが進む
アメリカでは週によってギャンブルの規制が異なります。数年前までは多くの州がギャンブルを違法としていましたが、最近では少しずつそれが変わりつつあり、2021年はスポーツベッティングの合法化が急速に進められました。
アメリカでは現在20州でスポーツベッティングが合法とされています。これに伴い、スポーツベッティングの利用者数が急増。アメリカにおけるスポーツベッティングによる収入は、2021年に31億ドル(約3,213億円)、5年以内に100億ドル(約1兆365億円)に達する可能性があるという推測もあります。
また、ニューヨーク州知事のアンドリュー・クオモ氏は、これまで長い間スポーツベッティングの合法化に反対してきました。しかし、2020年になって、スポーツベッティングによる税収を増やすために、合法化を進めることを示しました。
このようにアメリカ全体スポーツベッティングを受け入れる動きが進んでいるのです。
アメリカでギャンブルが合法化されていくのであれば、それは他の国にも影響を与えることになるでしょう。スポーツベッティングがアメリカ、世界のスタンダードになれば、今後より多くの国でギャンブルの合法化が進んでいくはずです。日本でもオンラインギャンブルが合法となる日はそこまで遠くないでしょう。
スポーツベッティングはこれから勢いを増す
このようにここ数年で、多くの国でスポーツベッティングが楽しまれるようになっています。そして、スポーツベッティングは国にとって税収が上がるという大きなメリットがあるため、これからもっと盛り上げていこうという動きがあります。
最近では多くの企業がスポーツベッティングに参入しています。今後ますますスポーツベッティング業界は盛り上がりを見せていくといえるでしょう。